今回はナンバーステーとテールランプを交換します。

ナンバーステーとテールランプを交換する理由

なぜ交換するに至ったかと言うと、一番の理由はテールランプの視野性が悪いからです。
以前、コーヒーツーに行った際に友人から、テールランプとウインカーが見にくいと言われました。

現在、私のテールランプとウインカーは一体式のバータイプの物になります。
これはこれでかなりカッコ良いのですが、視野性が悪いと後続車に突っ込まれる恐れがあります。
※どういったものかは以下の記事をご覧ください。

そうした際にこちらのテールランプの視野性が悪いと、こちらが不利になってしまう可能性があります。
そういった可能性をなくすために、今回、視野性の良いテールランプとウィンカーへ交換することにしました。

変更する際のもう一つの理由がナンバーフレームの角度です。

この度、法改正でバイクのナンバープレート角度が明確に規定されることになりました。
今までは後ろから見えれば良いという認識だったので角度がある程度水平にしていても現場の警察官の判断でスルーされていました。
今回からは、上向き40°~下向き15°という明確な基準が出来ました。
それによって、今までの私のナンバープレートの角度だと基準外になってしまうので、ナンバー角度を変更するめナンバーステーを作り変えることを決意しました。

※国土交通省より抜粋

試作品の製作

いつもはDIYでナンバーステーまで製作しますが、今回は少し違った感じでいきます。
まずは試作品を製作し、おおよその形状を割り出してから、図面を作成し、業者へ製作を依頼しようと思います。

なぜ今回は業者へ依頼するかと言うと、とあるサイトで3Dデータさえあれば簡単に物が製作できでしまう所があるので、そちらを使ってみたかったからです。
やはりDIYの溶接で製作するよりも機械加工で製作した方が仕上がりは段違いに違います。
とあるサイトの事はまだ別の記事で紹介したいと思います。

それでは早速試作品の製作の方に進んでいきます。
材料はステンレスのフラットバーのみで製作します。
チップソーカッターで材料をカットし、TIG溶接で溶接して、思い通りの形状に仕上げていきます。

テールランプは以下のLED仕様のものを使用します。
このテールランプのすごいところは、かなりの小型ですが、ヨーロッパのECE規格対応で車検にも通るという優れものです。
カスタムするうえで、でかいテールランプはデザインの邪魔になるのですが、これだけ小ぶりだと全体のデザインを損ないません。
以下の比較写真を見るとかなり小さいのがわかると思います。

注意!!

壁紙が付いたままで鏡を接着してしまうと、壁紙ごと鏡が剥がれる恐れがあるので、必ず壁紙は剥がしておきましょう。

じゃがりこで大きさの比較

ECE規格とは?

自動車のグローバル化により複雑化した中、安全や環境基準の国際規格の統合を図るとともに認証結果をECE規格の加盟国でも承認されることでお互いの国同士で協定していくことを目的としており、欧州経済委員会(ECE)が定めた安全性や環境に配慮した国際統一基準のことです。
もちろん日本も加盟しているので、このECE規格を取っている部品などは、日本の車検が通ることになります。
この基準をクリアした部品はECE認証を取得でき、Eマークと呼ばれる刻印を表示することができます。
日本においては車両法にランプの規格はありますが、ランプの検査機関が無いため同基準認定のEマーク認証品を車両保安基準に適合する品質及び性能であると認められています。

テールランプ取り付け部分もステンレスにて製作です。
ボール盤、サンダー、やすりを使ってここまで仕上げました。

created by Rinker
レヂトン(Resiton)
¥4,400(2021/09/24 10:10:42時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
コンヨ(KONYO)
¥445(2021/09/24 03:36:18時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
リョービ(Ryobi)
¥22,182(2021/09/24 06:06:11時点 Amazon調べ-詳細)

この部品を先ほどのテールランプステーにTIG溶接機にて接合し手完成です。
取り付けた状態は以下のようになります。
ナンバープレートのすぐ上にテールランプがあり、テールランプ自体も小さいため、とてもシンプルです。

3Dモデルの設計と発注

試作品を元に、正確な寸法を採寸してから3Dデータに起こしました。
多少形状は違いますが、試作品を元に改善したというべきでしょうか。
試作品はフラットバーを使ったので、それなりな形状になっていますが、本チャンは一枚の板金部品になるように設計しています。
コストも意識した形状です。
また、ウィンカーも取り付けてしまえと言うことで、両サイドにウィンカーの取り付けができるような穴を追加しておきました。

このデータ元に発注を行いました。実際に商品が届いたのがこちらです。
下の写真を見てもらうとわかりますが、3Dモデルを忠実に再現されています。

部品の取り付けと配線作業

届いた部品を早速取り付けてみます。専用に設計しただけあって、思った通りの仕上がりになりました。

ナンバープレートのサイドから出ているウインカーの位置もピッタリです。

あとは実際に取り付けと配線作業をして完成となります。
取り付けは想定したとおりに問題なく取り付くことが出来ました。
配線作業は元々、テールランプとウィンカーが一体式の物だったため、それを分けてやる必要があります。
それ専用にコネクタを作っていたので、いったんカットします。
本当は今回もコネクタ式にしてワンタッチで取り付けできるようにしておきたかったのですが、配線をフレーム内に収めるためにカットしておきます。

コネクタは少し特殊な、ワンタッチコネクタを使用します。
この商品は、一般家庭などの電線を接続する際によく使用されているものになります。
細い線でも簡単にコネクトできるので重宝します。

細い電線もあるので、なるべく太くするために被覆を向いたら半田で先端をまとめておきます。
ばらばらになっている線もあるので、熱収縮チューブも使って電線をまとめます。

配線処理はバイクカスタムの基本です。以下の記事で詳しく紹介しているのでよろしければご覧ください。

ちなみにリア周りの配線は以下のようになっています。
今回のテールランプはナンバー灯としては使用できないので、別途でナンバー灯を用意する必要がありました。
なるべくすっきりと見せたかったので、ナンバーボルトと一体になっているナンバー灯を使用します。

完成

以上でテールランプ関係はおしまいです。
DIYで製作するのも作り甲斐があって良いのですが、やはり機械で曲げたりレーザーで穴をあけたりするのはとても奇麗に仕上がります。
単純に既製品を使用するのではなく、自分で設計しているのでそこらのボルトオン製品では無い面白さがとカッコよさがあります。