今回は組立てが完了したので、付属のmicroSDカードの中に入っていたフクロウをテスト的した時の、Y軸のずれについて記載していきます。
これは自分で組み立てる上では避けては通れない箇所かと思います。
Amazonのレビューでも、Y軸のズレが発生している人はいるようです。

結論から言うと、調整で治ります。
同じ問題に直面している人はぜひ以下の記事を見て解決してください。


まずはフクロウの造形をしていきます。
手順は以下の記事で記載しているので確認してください。

私が最初にフクロウの造形をしたときは、途中まで問題なく造形できていたのですが、完成して確認すると、途中で積層部分にズレがあるのを発見しました。
最初はこういうものかなと思っていたのですが、よく見ると明らかにズレがあることが見てわかりました。

写真をみてわかるように、Y軸方向にズレています。
このY軸方向にズレているのがポイントで、原因はガイドローラーの締め付け過ぎによるものでした。

Anycubic Kobra Go はDIY仕様のため、自分で組み立てていきます。
その際に、ベッドテーブル下にY軸方向の軸をガイドするガイドローラーがあります。
そのガイドローラーが最初は緩んでいるため、締め付ける必要があります。
その際に、締め付け過ぎてしまい、モーターにモータートルク以上の負荷がかかり、うまく動かせない状態になっていたようです。

結果としては、上記のガイドローラーを少し緩めてあげるとY軸方向のズレはなくなりました。
場所が奥まっているのでやりにくいですが、付属の工具で調整は可能です。

ポイント

ガイドローラーはテーブルを手で軽く動かせる程度に調整しておく
・手でテーブルを揺らしたときにガイドローラーがガタつかないギリギリのところまで緩める方向で調整する。

注意点としては、緩めすぎると今度はガタツキによる造形ずれが発生します。
この調整はトライ&エラーで緩めては造形してを繰り返すしかありません。

以上、良い3Dプリントライフを!