【工具】溶接機を手に入れてワンランク上のDIYをしよう!!

今回は、DIYで使用する溶接機の選び方から、それぞれの特徴やランニングコストなど、気になる部分を独断と偏見で紹介していきます!

溶接機は鉄などを溶接が出来ればDIYで出来る幅も一気に広がるので、今後、是非持っておきたい道具の一つです!

少しでもこの記事を見て購入に躊躇している方の背中を押すことができればと思います!

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溶接?溶接機とは?

皆さんご存知かと思いますが、溶接とは呼んで字の如く、2種類の金属同士を溶接機によって溶かして一体化することです。
溶接は主に製造業や建築業でよく使われています。

溶接機とは、この溶接するための機械を総称して呼びます。

溶接の種類

ここでは個人的にDIYで良く見かける溶接についてピックアップしていきたいと思います。

世の中にはここで紹介する以外にも沢山の溶接の種類がありますが、DIYで使用する目線で紹介していきますのでご了承ください。

アーク溶接

DIYで使用するのであれはこの種類の溶接機が一番入手しやすく、初心者でも扱いやすいと思います。

実際に私も一番最初はアーク溶接から始めました。

アーク溶接にも種類があります。

1、被覆アーク溶接(交流)

溶接機の中で一番価格が安い溶接機になります。
約一万円くらいで購入が可能です。
交流式のため、アークスタートが難しく、ある程度の練習が必要になってきます。

薄板はかなり難しく、1.2mm程度が限界ではないでしょうか。
厚い方は、200Vであれば板厚7mmくらいまで可能です。

どちらかと言うと建築現場や工事現場で鉄鋼を溶接するのに使われている事が多いような気がします。

溶接機本体の他に、溶接棒がランニングコストとしてかかってきます。
溶接棒は鉄用とステンレス用がそれぞれ有り、溶接する板厚によって溶接棒の太さを使い分ける形になります。
アルミ用の溶接棒もあるのですが、溶接棒の価格がかなり高く、難易度も格段にアップするので、DIYでは現実的ではないでしょう。

被覆アーク溶接の特徴として、溶接した後にスラグと呼ばれる被覆が形成されます。
その被膜をハンマーなどで叩き割ると綺麗な溶接ビードが現れます。

また、溶接中はバチバチと火花が飛ぶため、熱に弱い部分の養生等が必要になってきます。
火花は溶接した物に付いて小さなぽつぽつが残る事が良くあります。これはスパッタと呼ばれるもので、アーク溶接では仕方が無い事です。
後からグラインダーなどで削る必要があります。

2、被覆アーク溶接(直流)

この機種は家庭用電源の100Vでも使用できるため、初心者でも簡単に溶接が可能です。
しかもインバーターが搭載されているため、アークのスタートがスムーズです。
薄板もコツはいりますが、1.0mm程度の板厚であれば、なんとか溶接可能です。
カタログでは0.8mmも行けるみたいですが、私は穴が空いてしまうので無理でした・・・

とても扱いやすいのですが、価格が交流アーク溶接機に比べると少し高くなります。

こちらも交流式のアーク溶接機と同じく溶接棒がランニングコストとして必要になります。

特徴も交流アーク溶接機と同じになります。

この機種が操作性、コストなどを見ても初心者にお勧め出来る部類かと思います。

慣れれば幅広く、色んな溶接が出来るのでお勧めです。

半自動溶接(炭酸ガスアーク溶接、MIG溶接、MAG溶接)

続いては半自動溶接です。

このクラスになってくるとDIYでもセミプロと言ったランク付けになってきます。

半自動溶接の特徴としては、トーチのスイッチを押すとワイヤーが自動で出てきて母材(溶接する材料)に接触し、ワイヤーと母材を溶かして溶接、一体化させることができます。
アーク溶接(手棒)と比べて楽に効率良く溶接ができる事が大きな特徴です。

こちらも被覆アーク溶接と同じくスパッタが発生するので養生やグラインダーでの仕上げは必要です。

先ほどセミプロと言いましたが、なぜセミプロなのかと言うと、ガスを使用する必要があるからです。
ガスは個人で購入するのは購入場所、購入価格など、抵抗があると思います。
インターネットでも溶接用のガスが売られていますが、はっきり言ってやめておいたほうが良いです。理由としては、価格(通常の2倍ほど)、ガスボンベの送料がかかる、5年おきの点検の面で不安、などが挙げられます。ネットで溶接ガスを購入するのはやめておきましょう。
購入するのであれば、近所のガス屋さんにガス購入から、ボンベ配達までしてくれる業者を探す方が圧倒的に良いです。

先程、ガスが必要と言いましたが、ガスを購入しなくても半自動溶接をすることは可能です。
以下の画像のように、ノンガスワイヤーと呼ばれ、ワイヤー自体にガスが封入されているものがあります。ノンガス用のワイヤーを使用すればガスを使用せずに溶接する事ができるため、導入のハードルが下がります。

溶接機本体の価格としては10万円くらいする物もあり、溶接をした事ない人にとっては、いきなり購入するには勇気がいります。
やはりまずは被覆アーク溶接を経験して、どうしても物足りないと感じてからこちらの半自動溶接機を購入した方が良いでしょう。

ランニングコストとしては溶接用のワイヤー、ガス(炭酸ガスなど)になります。溶接用のワイヤーには軟鋼用、ステンレス用などに加え、先程紹介したガスが封入されているフラックスワイヤーなどが有ります。

TIG溶接(ティグ溶接)

半自動溶接機よりさらに上位にあたるのがTIG溶接機です。

DIYでTIG溶接機を持っている人は正直、変態と呼ばれても良い領域に入ってきます!!

私もTIG溶接機を持っていますが、TIG溶接機1台あれば、今まで紹介した溶接機が不要なくらいに活躍してくれます。

薄板から厚板まで自在に溶接することが可能で、世に出回っている溶接であればほとんど代替が可能です。もちろん技量も関係しますが(;^ω^)

TIG溶接機は電極にタングステン電極棒を使用して、そこから放電して母材を溶かして溶接します。
溶かした際に母材が酸素に触れて酸化してしまうので、アルゴンガスを出しながら溶接していきます。

TIG溶接機のランニングコストとしては、タングステン電極棒、溶接棒、アルゴンガスの費用が挙げられます。

タングステン電極棒

タングステン電極棒は一度購入してしまえば10本くらいセットになっており、研磨しながら使うのでよほどの事が無い限り無くなることはないでしょう。

タングステンの種類は数種類有りますが、初めてであれば純タングステンを選んでおけばよいでしょう。正直DIYで使う分には違いはさほど分からないでしょう。

ちなみにタングステンの種類については以下が有ります。

(1) 純タングステン

電極の消耗が激しくアークを発生させると直ちに先端形状が溶融して丸くなるが,丸くなった後はほとんど形状が変化しない。このため,電極の消耗が大きくなりやすい交流ティグによく用いられる。

(2) 酸化トリウム入りタングステン

純タングステンに比べて電極先端の溶融消耗やスタート性にすぐれており,古くから直流ティグ溶接に用いられている。交流では電極先端部の形状が変形しやすく,タングステンが溶融飛散することもあるので使用には注意を必要とする。

(3) 酸化ランタン入りタングステン

溶接用タングステン電極の中では最も耐消耗性(図1参照),スタート性(図2参照)にすぐれており,長時間の連続溶接でアークの安定性などを要求する自動溶接に用いられることが多い。

(4) 酸化セリウム入りタングステン電極

酸化トリウム入りタングステンより耐消耗性,スタート性にすぐれている。交流では,電極先端部よりタングステンが溶融飛散することも無く先端形状の溶融変形の程度も小さいので,アルミニウムやその合金のティグ溶接に用いられる。

以下の軟鋼用1箱(5kg)で\3000~¥4500程度です。

溶接棒

溶接棒もキロ単位で販売されているため、以下のような物を一回購入してしまえば、使い切る事はないでしょう。
ただ、ステンレス用、軟鋼用、アルミ用などで分かれており、板厚によっても溶接棒の太さが分かれているため、様々な溶接をしたい場合は色々な種類の溶接棒を持つことが必要です。

以下の軟鋼用1箱(5kg)で\3000~¥4000程度です。

神戸製鋼 軟鋼用TIG溶接棒TG-S50 2.4 1箱(5kg)

価格:3,788円
(2018/4/24 12:55時点)

アルゴンガス

TIG溶接機もガスが必要となります。使用するガスはアルゴンガスです。

このガスについては皆さん気になるところだと思うので、次回、私が購入したアルゴンガスについていろいろとまとめて記事にしたいと思います。

ランニングコストに関しても、地元のガス屋さんから購入すれば安く購入できるので、気になるほどのコストはかからないと思います。

あえてTIG溶接機のデメリットを挙げるとすれば、溶接スピードが遅い、ランニングコストがソコソコかかる事が挙げられます。

溶接スピードが遅いのは、所詮DIYでproの様に毎日8時間とか使うわけではないので、問題にならないと思います。

溶接機本体はプロ用だと30万~100万円ほどするため、とても素人が手を出せるレベルじゃありません。

おススメはRILANDと呼ばれるメーカーです。
会社は中国ですが、品質はしっかりしており、日本の有名なメーカーの溶接機も製作しているそうです。

アルミ溶接もしたいのであれば交流TIG溶接機が必要です。

RILAND 直流/交流 TIG溶接機 TIG250AC/DC 単相200V インバーター制御

価格:103,500円
(2018/4/24 22:45時点)

鉄やステンレスの溶接であれば直流TIG溶接機で良いです。

RILAND インバーター直流マルチ溶接機/TIG溶接・アーク溶接・プラズマカット(単相200V) (CT416II) 光熔材 エアプラズマ切断機

価格:77,999円
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値段は交流TIG溶接機の方が少し高いです。
用途に合わせて購入するのが良いでしょう。

ちなみに私はアルミの溶接はしないと判断したので直流TIG溶接機です。

私がTIG溶接機を購入し、変態の仲間入りを果たした理由としては、バイクのガソリンタンクを溶接したかったためです。
ガソリンは揮発するため、溶接に巣穴などがあるとガソリンが漏れて大惨事になります。
アーク溶接ではどうしてもスラグを巻き込んでしまい、巣穴が出来てしまうため、TIG溶接機でないと無理だったのです。
ガソリンの揮発した際の圧力はすごく、水では漏れない巣穴でもガソリンだと漏れると言うことが良くあります。
それほどにガソリンの圧力はすごいと言うことです。

まとめ

結局のところ、DIYで初心者がにおすすめする溶接機は被覆アーク溶接(直流)が良いと思います。
コストや使いやすさなどをトータルでみての結論です。
もちろん自分のしたい溶接(薄板など)が有る場合は別です。

しばらく使って物足りなくなってきたら、ランクアップして半自動溶接やTIG溶接を購入していけば良いと思います。

今回は、色々と描きましたが、次回は現在私が使っている、TIG溶接についてもっと深く掘り下げていきたいと思います。

それでは!

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