今回で外見による一通りのカスタムが完了したので、走行の調整としてキャブの調整を進めていきます。

目次

購入した調整部品

キャブの調整には以下の商品を使用します。GB250のキャブ調整といえばこれ一択です。

この商品の良いところは、ジェット類の他にガスケットやニードルバルブ、Oリングなどの消耗品も入っているところです。
GB250は古いバイクなのでキャブレター内をオーバーホールできるのも魅力です。

以下の画像はキースター(岸田精密工業株式会社)のホームページに載っている説明になります。

キャブレターの燃調

商品も揃ったところで早速キャブレターの燃調をしていきます。
私のGB250は以下のカスタムをしています。

  • パワーフィルター化
  • 社外マフラー化

上記のカスタムをしているため、混合気的には薄くなっている(空気を多く取り込んでいる)状態になっていると考えられます。

基本的に混合気に影響するのは以下になります。

各ジェット類の役割

・メインジェット ⇒ 高速域(アクセル全開)に影響
・ニードルジェット ⇒ 中速域に影響
・パイロットジェット ⇒ 低速域(アイドリング)に影響

まずはキャブを取り外してジェット類を交換していきます。
パワーフィルターにしているのでキャブレターは簡単に取り外す事が可能です。

キャブを取り外してからジェット類の交換をおこなっていきます。
まずは下側(フロート側)のカバーを外してジェット類とご対面です。

今回は以下の条件でジェットを選定しました。
仮選定なので、ジェット交換⇒試走⇒ジェット交換⇒試走の繰り返しで調整していきます。

ジェット番手

・メインジェット #139
・パイロットジェット #45
・ニードルジェット R

ジェットを交換するついでに、パッキンなどのその他の付属品も好感しておきます。
特に使用上問題ありませんが、どうせなら一気にリフレッシュです。

ニードルジェットは上側のカバーを取り外すとばねとダイヤフラムが出てきます。
このダイヤフラムの中にニードルジェットがあります。

ポイント

ダイヤフラムの中にプラスドライバを差し込める場所があるので、ドライバで回して取り外すとニードルジェットが取り外しできます。

あとはニードルジェットの番手を変え、取り外した手順と逆に取り付けて完成です。

いかがでしたでしょうか?
ジェット類の交換はキャブレターを取り外す必要があるため、多少面倒ですが、セッティングがしっかりと出せるととても気持ちの良いものです。皆さんもぜひ試してみてください。

幸いに私のGB250はセッティングは上記のセッティングで問題なさそうです。
アイドリング、中速、高速までスムーズに回りました。
細かい調整はもう少し様子を見ながらやっていきます。

それでは!