今回はトリマーについてのコンテンツを作成していきます。

目次

トリマーとは?

トリマーと言えば、犬の毛を切る(トリミング)人の事を言う事もありますが、
こちらのトリマーは木材を加工する電動工具のことを言います。

それではトリマーについて掘り下げていきます。

トリマーの正式名称

このブログでもそうですが、皆さん『トリマー』と呼んでいますよね?
実はこれ、正式名称は『トリマ』なのです。
日本工業規格の「JISC9745-2-17手持ち形電動工具-安全性において」で正式な名称が定められているようです。
ただし、『トリマー』と記載される方が一般的に出回っているかと思います。
ですので、ここでは一般的な名称の『トリマー』で呼んでいきたいと思います。

ちなみに英語表記は『laminate trimmer』
このラミネートと呼ばれる部分を翻訳すると、以下のような意味があるようです。

  1. 薄板[薄片]を重ねて~を作る
  2. 薄板をかぶせる

正直、さっぱり意味が分からないのですが、とりあえず英語表記はこうなるようです。

トリマーとは?結局何ができるの?

DIYでよく使うトリマーはトリミング加工をするために存在するものであり、
トリマービットと呼ばれる工具を先端につけて高速回転させることで木材を削っていくことができます。
メーカーによっても多少の違いはありますが、重さはだいたい2キロ程度となっており、片手で握れるような形状をしています。
家庭用の電源100Vで動作させる事が可能です。

トリマーは主に溝を刻み込んで木材を繋ぐようの溝を加工したり、角を削っていく面取り加工が主な加工になります。
※面取り加工とは角のとがりを無くす加工の事です。子供が触ってもけがをしないように角を丸めるために使用する事もあります。
また装飾のための加工で使われるケースもあり、用い方は人それぞれです。
代表的なもので言うとよく額縁などに施されている装飾ですね。

トリマービットの種類

トリマービットには様々な種類があり、それぞれの用途によって形状が異なっています。
ここでは代表的な一部を紹介したいと思います。

トリマービット種類

一番代表的なのは、ストレートビットではないでしょうか。
ストレートビットは板に溝を掘り込むことができます。

トリマービットについては今後、別コンテンツにて紹介していきたいと思います。

私のトリマーの仕様

私が持っているトリマーはBOSH製のPMR500となります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ボッシュ パワートリマー PMR500 電動 工具
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■仕様
型番:PMR500
電源:単相AC100V 50Hz/60Hz
消費電力:500W
無負荷回転数:30000min(回転/分)
コレット径:6mm
最大切削深さ:30mm
質量:1.5kg

各部名称

ビット取付方法

トリマービットはコレットナットを取り外して、ビットを取り付けます。
まずはベースカバー固定プレートのロックを解除し、ベースカバーをモーターユニットから取り外します。
トリマーベースカバー取り外し

コレットナットを付属品のレンチで取り外します。
今回はダブルレンチで取り外していますが、スピンドルロックボタンを押して回転を止めながらレンチ1本で取り外すことも可能です。

トリマーコレットナット取り外し

トリマービットをコレットナットに挿入し、コレットナットを締め付けます。
トリマーコレットナットにビット取付

 

実際にトリマーで加工する際の注意点

トリマーはビットが高速回転するため、とても危険な工具の一つです。
安全には注意して使用する必要があります。
ここではトリマーを使用する上での注意点を記載していきます。

トリマーには回転方向があります。トリマーは右回転をすることから、材料にトリマーのビットを当てた瞬間に、トリマーが左側に動こうとする力が働きます。
なので進行方向に気を付けないと思わぬ動きをしてケガをする恐れがあります。

また、作業時には大量の木くずが発生するので、目を保護するメガネと防塵マスクで身を守りましょう。

まとめ

誰でも簡単に使える工具であり、軽量タイプのため女性でも簡単に用いることができます。
その一方で危険もあるため、細心の注意が必要です。面取りや溝掘りがメインの使い方ですが、丸く削っていく装飾や家具などを曲線で加工していく場合などにも利用できるため、DIYで家具などを作る際にもおすすめです。
デザイン性の高いものを耕作する場合にも有効活用できるため、DIYが大好きな人は持っておくべき工具です。