今回は先日初めて行った、IKEAで購入した子供用のロフトベッドの組み立てをしていきます。
オリジナルのままで使用せずに、少しだけアレンジしてひと味違ったベッドにしていきます。
このロフトベッドは2段ベッドとしても使用することが出来ます。

目次

部品の確認

まずは部品がすべて揃っているかを取説と比較して確認していきます。

親切な事に、取り付け用の工具も付属されており、ネジも同じようなサイズのものがたくさんあるため組み立てやすい構造となっています。
組立ては、説明書を見ながら間違えないように組み立てていきます。

組み立て作業

まずは奥行き方向の縦の部分を作っていきます。
柱にくぼみがあるので、そこに別の柱を取り付けていきます。
柱には向きがあるので、取説を見ながら向きに注意して取り付けます。
取り付けは付属の工具で行っていきます。付属の工具は別部品の持ち手をはめることができ、力が入るような構造に変身させることができます。

取付けたねじは全て完全に締めきってしまうのではなく、仮締め程度にしておきます。
ここで完全に締めきってしまうと精度が悪いので後から組み合わせる際にはまらない事があるためです。

枠が出来上がったら板をスライドさせて入れていきます。

板にはこういったシールが貼られているので板を入れ込む前に剥がしてしまいます。

シールの粘着が残ってしまった場合はパーツクリーナーで剥がすことで綺麗に剥がれます。
パーツクリーナーは 揮発性が高いため 木などにも染み込まずにきれいにはがすことができるので便利です。
ホームセンターで数百円で売っているので持っておくと何かと便利ですね。

板をはめ終わりました。

板をはめることが出来たら、上から蓋をするように また枠をはめていきます。
この場合は全体を立てて上からはめ込むようにするとやりやすいです。

続いて反対側の枠も組み立てていきます こちらの柱も向きがあるので注意して組み立てていきます。

またもや柱にシールが貼ってあったので先に剥がしておきましょう。
続いて横に繋がる柱を取付けていきます。

ここは今までと違った工具とねじを使用します。ナットを木の溝にはめ込んで反対側からネジで締めていきましょう。

また板をスライドさせてハメて行くので、ここのネジも仮締め程度にしておきます。

先ほどまでに作ったパーツを今度は組み上げていきます。
まずは長い方のパーツを取り付けます。長い方のパーツは梯子が来ない側に来るので穴の少ない方にはめるように注意しましょう。

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マニア
なるべくここからは一人で作業しない方が良いです。 どうしても一人で作業をしなければいけない場合は壁などにもたれかけさせて倒れてこないようにして、安全に注意して作業を進めます。

ここで重大な問題が発生しました!!

先ほど作成した長い方の板がをはめてみたのですが、柱よりも少し大きくはみ出てしまいます。
このまま締め付けるとスライドさせて入れた中の板がたわんだり、割れたりする可能性があるので、中の板を出っ張っている部分カットします。
やはりこういう細かいところの精度はそこまで良くないようです。

まあ値段が値段なのでしょうがないと思いますが、カットは気持ち柱より大きめになるようにカットしておきます。
多少は中の板が締め付けた時に押しつぶされてピタッとはまると思います。

カットはマキタの防じんマルノコKS5200FXSPでカットしました。
丸ノコを持っていない場合は Z ソーガイド鋸セットのような ノコギリガイドを使用するとまっすぐカットできるでしょう。

カットしてはめてみると、締め付けてみるとピッタリと収めることができました。
少し大きめにカットしたので中の板がガタつくこともありません。良い仕事が出来ました!

気を取り直して次の作業に進んでいきます。

次は上の2段目のベッドに上がるための柱の部分を組み立てていきます。
こちらの中の板は2ミリぐらい大きいだけだったので、このまま締め付けていきます。
固定するうえで注意したいのが、ここのねじだけくぼみに埋め込むので、頭が小さいネジになります。頭の小さいねじは1本だけなので間違える事は無いでしょう。

次は梯子の部分を取り付けていきます。

続いて 横の面どうしを繋げる柱を 取り付けていきます。
こちらの面が下になるのでネジ頭が飛び出ないように ザグリがあります。

ようやくここまでで形になりました。ここまでできると完成は近そうです!
ここで一旦ひっくり返して本来の形にします。

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マニア
私は1人でやりましたが 、正直これは1人でやらないほうがいいですね。かなり重いので必ず2人で作業しましょう。

ひっくり返した後は すのこの板を取り付けるための金具を 柱の側面に取り付けていきます。

1人で金具を取り付ける場合は 金具の片方を地面につけて穴を合わせておいて六角レンチの長い方を使ってねじを固定するとやりやすいです。
1箇所は軽く止めておき、そのまま床につけている方を持ち上げ、もう一箇所を止めれば金具を平行に固定することができます。

左右の金具を取り付け終わったら、次はすのこを取り付けていきます。
すのこを取り付ける前に木を見ると何も塗装されていないようだったので、オスモカラーを塗っておきました。
結構大変な作業でしたが、こうすることで寝汗が木に染み込まず、木が腐る心配もありません。
こういう細かいところを自分好みにしていく事で、後々に長持ちする秘訣となります。

本当は周りの木も一回塗装を全部剥がして、オスモカラーを塗りたかったのですが今回は子供たちに製作を急かされているのでやめておきます。

すのこは斜めに入れてスライドさせ、プラスチックの金具で上下から固定します。

レビューでもあったのですが このプラスチックの金具が結構バカになるらしいので、後々バカになったら改造していきたいと思います。
とりあえずひとつはめることができたので、残りは子供にやってもらいましょう!

すのこも全部はめることができました!

マットもこのサイズに合ったマットを2セット購入しました。これで今日からここで寝れそうです!

もう一つ買った忘れ物がありました!
ベッドにはめる家型のテントです。これは下の子がどうしても欲しいと言ったので買ってあげました。

なんかもう、ベッドじゃないですね(笑)

下はドアみたいになっています。

まとめ

IKEAのショールームでこのロフトベッド見たときは、ちっちゃい2段ベッドだなーと思っていたのですが、実際に部屋の中で組み立ててみるとかなりでかいです!
まぁうちの子供部屋は4畳半しかないので、通常の部屋より狭いということもありますが。それでも結構な大きさです。
これから購入する方は、よくサイズを確認して購入する事をお勧めします。
私はほぼ勢いで購入してしまったので(笑)

このベッドは二段のベッドだけじゃなく、下に ベッド部分を持ってきて、1段ベッドにすることもできます。
後々に子供たちが別々に寝るようになった時は、組み替えて1人分のベッドとして使用することができます。

トータル的に見ても2万円でこのクオリティであれば、かなりお得です。
※ネットで購入するよりIKEAでお持ち帰りしたほうがかなりお得です。
実際に自分で作ろうと思って材料費を見積もったのですが、ホームセンターで購入できる安いSFP材でも ざっと見積もってみたところ、15000円位は掛かると試算しました。

材料費と加工時間を考えると5000円ぐらいで加工費が出るのであれば、かなり楽できて良かったです!
ただ自分で一から作ってみたいという気持ちもあるので、今度は自分たちのベッドを作ってみたいと思います。

二段ベッドは自分で作ると、強度的にもしもの崩れたりした場合が怖いので、実績の多いIKEAを購入したと言うのもありますが。

これから購入を考えている人の参考になれば と思います。

それでは!