今回はマイホームのキッチンについて簡単なリフォームを進めていきたいと思います。

マニアがキッチンリフォームを決意した理由

うちのキッチンはヤマハ(トクラス)製のベリーと言う機種になります。前板はピアノ塗装で艶々な仕上げとなっております。

最初のうちは艶があり、とてもきれいだったのですが、築6年経ってみて確認すると、塗装が剥がれて無残な姿に・・・。築6年でこんな姿になるなんて信じられません。ヤマハにしたことに後悔ばかりが残ります。

キッチン前板塗装剥がれ-2
キッチン前板塗装剥がれ

下地のMDF材が見えてしまっています。まだ10年も経っていないので、クレームも有りかと思ったんですが、ブログネタにもなるので、いっそのこと全部塗装されている所は変えてやろうと思い立った次第です。
せめて10年は持ってほしかった・・・。気を取り直して早速作業に取り掛かります。

扉の採寸作業

まずは前板の寸法を全部測定します。大きいもので900mmくらいのものから、小さいのは200mmくらいまでありました。今回は900mmが最大でしたが、メーカーによっては1200mmまである可能性があります。
注意したいのは、幅が大きくて高さが無いものに関しては、交換する前板にもよりますが、木だと沿ってしまう可能性があるので要注意です。

とりあえず全部測定が終わったところで、発注出来る状態にしておき、まずは1枚だけどんなものなのか、試しに発注してみました。
発注したのは、一番塗装剥がれの被害が大きい場所、加熱機器下の前板でやってみます。

加熱機器下前板

引出し取り外し

まずは引き出しの中身を全部取り出します。 次に、引き出しを取り出します。 引出しの取り外しにはちょっとしたコツがあります。 引き出しを目一杯引き出した状態で、斜め手前に引出しを持ち上げながら引っ張ります。 引っかかりを力強く引っ張るとガチャン!と言う音と共に外れます。 初めて取り外した時は壊れるんじゃないかと思うのですが、怖がらずに力強く引っ張る事がコツになります。

前板の取り外し

引き出しが外れたら今度はギャラリーレールと前板を固定しているタッピングねじを取り外します。

ギャラリーレール取り外し

まずはギャラリーレールのキャップを後ろ側にスライドします。次に引き出し背面側のギャラリーレールがはまっている所を外します。
※ここはあまり力を入れすぎると樹脂のパーツが割れる場合があるので要注意です!

ギャラリーレール取り外し

次は前板にとりついている方を取り外します。

ギャラリーレールを横向きに倒した状態で、穴から慎重にパーツを引き抜きます。この工程は少しきつく感じるかもしれませんが、ギャラリーレールを前後左右に軽く動かしながら、穴を広げるようなイメージで取り外すとスムーズに進められるでしょう。硬さがあるため、ある程度の力が必要になります。

次に、前板側の金具を外したら、新しく取り付ける前板を準備します。新しい前板の素材には、ゴムの木の集成材を使用します。

素材は集成材を取り扱っている以下のショップで購入しました。
こちらのショップは集成材や無垢材を自在にカットしてもらうことができ、個人でも配送してもらえるので私は毎回お世話になっています。お値段もリーズナブルでお勧めです。私はゴム集成材がコストと見た目でお気に入りです。