今回はDIYで【自作キャットタワー】の製作について書いていきます!
DIYで製作すると、愛着も沸くし、設置したい場所にぴったりと納まるのでおすすめです!
特にかわいい猫が使ってくれるとすごい満たされた気分が味わえます!
比較的簡単に製作できるのでお勧めです。
目次
キャットタワー製作に至った理由
わが家の猫ちゃんはメス猫で室内飼いの猫ちゃんになります。
生まれて1年程度でまだ若い猫です。
室内飼いであることや、若い事もあってか、結構激しくおてんばで、カーテンを登ってズタボロにしたり、木製の扉によじ登って傷だらけにすることがとても多い状態でした。
そんなこともあってストレス解消?目的で、運動ができて、爪とぎも併用できるキャットタワーが出来たらいいな〜って思ってました。
というわけで、可愛い猫ちゃんのためにレッツDIY!
必要材料
・角材 75mm×75mm×3m、1本、ホームセンター購入、約1000円
・SPF材 1×10材×6フィート、1枚、ホームセンター購入、約2000円
・鬼目ナット M8×20、10個、ホームセンター購入、約600円
・鬼目ナット M10×25、1個、ネット購入、約300円
・寸切りボルト M8×80、4本、ホームセンター購入、約200円
・座面付きアジャスターボルトM10、1個、家に余っていたもの、0円
※製作費用はおよそなので参考程度に!
必要道具
・のこぎり
・六角レンチ
・モンキーレンチ
・木工用ドリル
・ドリルドライバー or インパクトドライバー
柱部分の製作
まずは角材をカットしていきます。
角材カット作業
猫が飛び乗れる高さで棚を入れたいので、約300mmくらいの長さで角材をカットしていきます。
のこぎりでカットしたんですが、とにかく大変でした。
思いのほかまっすぐ切れなかったので、まっすぐ切るための簡易治具を製作してみました。
まぁまぁな精度でカットする事ができました。
もっと簡単にカットするには、このソーガイドをお勧めします!
これを使用すればまっすぐカットすることが可能です。
私も今度購入してレビューしてみたいと思います。
しかも、これは斜めカットと傾斜カットも出来て、のこぎりも付いているので、かなりお得なセットですね!
更に楽をしたい方は、電動スライド丸ノコの使用をお勧めします。
スライド丸ノコあればかなりの作業時間が短縮可能です。
但し、お値段がかなり高いので、DIYで使用するには向かないかもしれません。
以下は比較的DIY向けで安い割に、そこそこの性能があります。
自分でカットしたくない方は?自分でカットするの面倒・・・
ましてや高価な工具買うまでも無いよ・・・
と言う方は、おススメのカット方法があります!
それは、ホームセンターのカットサービスを使うと言う選択肢です!
大抵のホームセンターは材料を購入すれば、1カット50円程でカットサービスをおこなっています。
このカットサービスで材料カットをお願いするという方法です!
沢山カットしちゃうと費用少しかかるけど、早くてキレイにカットすることできます!
時間が有り余ってる人は自分でカットもしても良いけど、労力と綺麗さを求めるならカットサービスは使うべきですね!
私も次はきっとホームセンターにお願いすると思います。
ホームセンターでカットをお願いするデメリットは、自分で長さの微調整が出来ない事です。
カット寸法間違えた!!と言った際に、自分でリカバリーできなくなってしまいます。
穴あけ作業
続いてカットした角材の上面と下面に鬼目ナットを入れる為の穴をあけていきます。
M8の鬼目ナットの下穴は11.5mm。
ちょっと中途半端な穴径なので、手持ちに無かったので、ホームセンターで購入してきました。
穴の深さは鬼目ナットが収まる深さより、少し深めに25mmくらいで穴あけします。
鬼目ナット埋め込み作業
穴があけ終わったら、鬼目ナットを埋め込んで行きます。
鬼目ナットは六角レンチ使って角材にねじ込んでいきます。
斜めにねじ込んでしまうと、後から角材同士を連結する時にうまく面が合わさらない事になり、柱が斜めになってしまいます。面が合わないと柱としての強度も落ちてしまうので、注意が必要です!
角材のカット時も面が出ている必要があります!
1番上の鬼め目ットはM10の鬼目ナットを埋め込みます。
ここは、たまたま私がM10のアジャスターボルトが余ってたのでM10なだけなので、M8でもOKです!
鬼目ナットは六角穴が付いているので、六角レンチが必要です。セットで安く販売されているので1セット購入して持っていてもよいでしょう。
棚部分の製作
すべての角材に鬼目ナットを埋め込んだら次は階段の役目をする棚を製作します。
棚はホームセンターで購入した、SPF材の1×10材を使用。
SPFについて知りたい方はこちらへ!
SPF材は猫ちゃんが登れて降りれる大きさにカットしておきます。一番上だけは少し大きめにしておいて、ゆったりくつろげるような場所に。
これまた、先程の柱同様にのこぎりでカットをしていきます。
柱ほどは大変じゃ無いのでササッとカットです。
全部カット出来たら棚を固定するための穴をあけていきます。
穴径はM8の寸切りボルトが通るのでΦ8mmの穴をあけます。
木材の場合、多少きつくてもボルトの方が固いので簡単に入っていきます。むしろきつい方がガタツキが無くなって都合が良いです。
穴あけにはこういった工具を使うと便利です。ホームセンターでも手に入るのでお勧めです。
ワックス塗布
ここまでできたらワックスを塗っていきます。
塗るのはこちら、ビンテージワックス。
こだわる方は材料を同じものにしたほうが良いと思います。柱は杉で棚はSPFなのでワックスを塗った際の見え方が多少違います。
上記のものは少し匂いがきついので、猫のことを考えるなら、天然素材のオスモカラーの方が良いかもしれません。
組み立て作業
一番下は外すことが無いので、正方形になるようにSPF材をカットして、背面側から柱とビスで固定します。
次の段からは、寸切りボルトを鬼目ナットにはめていきます。
棚をはめて、また次の角材もはめていきます。
角材でSPF材を挟み込んで締め付ける感じです。
一番最後の角材の上にはM10の鬼目ナットがはまっているので、M10のアジャスターボルトを取り付けます。
ここはアジャスターボルトで天井側と突っ張って固定する予定です。
これだったら突っ張るだけなので、邪魔になったら移動させることもできます。また、棚も組立式なので、ボロボロになったら簡単に交換できます。
これで組立は完成!組み立てが完了したら設置してみます。
天井部分は石膏ボードなので、突っ張ってしまうと穴があくので、梁の部分にアジャスターボルトの座面が来るように設置します。
アジャスターボルトをスパナで回して突っ張らせて固定します。
実際に使ってみて
最初は、棚の上に滑り止めとかいるかなーと思ってたけど、実際に猫ちゃんが使ってみると、特に滑る様子もなく普通に使えていたのでそのままにしておきます。様子を見て必要であれば追加しようかといった感じです。
あとは1番下の柱に麻紐かなんかを巻いて、つめ研ぎを、できるようにしておけば、今あるつめ研ぎタワーも無くせて、部屋が広くなるかな〜
またそれは後々追加していければと思います。
まとめ
とりあえずここまでで、キャットタワーは完成です!作ってみて強度的に不安な面が、あったけど、猫ちゃんが使ってるところを見ると、問題無さそうです。
天井にねじなどで固定する訳じゃなく、ツッパリ棒の感覚で固定できるので、賃貸なんかのご家庭でも作る事ができるんじゃないでしょうか!
家の天井の高さにピッタリサイズで作れるので納まり感も半端ないです。
とても満足の行くものができ、猫ちゃんも満足してくれているようです!
それでは!
続編で今回自作したキャットタワーに爪とぎを追加したのでご覧ください。