私は家で仕事をする事がまれにあるのですが、現状はノートPCをダイニングテーブルで使用しています。
ノートPCでは画面も小さく、使用できる用途が限られてくるので、デスクトップPCの導入を考えていました。
デスクトップPCだと専用の場所を作ってモニタなどをセットしなければいけないのですが、現状の我が家ではその場所がありませんでした。
そこで今回は、デスクトップPCで仕事ができる環境を整えるために、まずはPCデスクを自作して、仕事専用机を作っていきたいと思います。
目次
完成イメージを想像する
まずは全体の完成形をイメージするために、絶対に盛り込みたい項目を列挙します。
・移動式にしたいので、キャスター車輪を取り付ける。
・移動式にした際に、PC本体も一緒に移動できるように置き場所を作っておく。
・モニターはデュアルモニターで、モニターアームが取り付け可能な構造にする。
これくらい盛り込んでおけば、あらかたの構造が見えてきました。
構造は、19mmの角パイプを使用して、天板は集成材を使用します。
製作工程
材料はホームセンターとインターネットで揃えました。
まずは角パイプをカット、溶接して組み合わせていきます。
角パイプで枠の作り方は依然紹介したブログ記事と同じように製作していきます。
材料のカットは毎回出てきますが、チップソー切断機で材料カットします。
合わせのトメ加工部もばっちり45度が出ています。
45度は新和の角度スケールで測定しました。正式名称は「プロトラクタ」と言うらしいです。初めて知りました。
今回のPCデスクのサイズは、横幅1000mm、奥行き600mm、高さ750mm程度になるように作りこんでいきます。
大きいほうがデスクワークは捗りますが、大きすぎても置く場所に困るので、最低限の大きさはこれくらいかなと思っています。
材料のカットができたら、先に天板を固定するための穴をあけておきます。
ケガキはスケールストッパとオートポンチを使用します。
もちろん面取りカッターで皿ねじの頭が隠せる仕様にしておきます。
カットが終われば溶接をしていきます。もちろん溶接はTIG溶接です。
やはりTIGが一番仕上がりが良いですし、溶け込みもしっかりとできます。
溶接風景を一気に写真でご覧ください。
大枠は完成しました。
現在はキャスター車輪を注文中なので、今回はひとまずここまでにしておきます。
次回はキャスター車輪取付~塗装までを完成させて、土台を完成させる予定です。
それでは!!