前回までは、腐食したアルミホイールをアルマイト処理してかなりカッコよく仕上げました。
今回はその続きでステンレススポークを購入したので、ホイールを組んでいきます。

目次

スポーク購入

スポークはネットショッピングで購入しました。
GB250クラブマンはかなり古い年式のバイクのため、純正スポークはすでに廃盤となっています。
そのため、新品のスポークを購入するのはほぼ不可能となっています。
中古はヤフオクなどでも出ていますが、1本あたりの価格がかなり高いです。

そのため、どうせだったらステンレススポークにしてしまえという事で、今回は社外品のステンレススポークを取り付ける事にしました。
購入したステンレススポークはこちらになります。お値段は結構しますが、今後のメンテナンス性などを考えれば、良いかなと思っています。

DACHI製になります。
このメーカーは色々な車種のスポークを販売しているメーカーになります。
しかも、販売していない車種については、自分でスポークを作成できてしまうキットもあります。

DACHI ダチ DC591-1010 スポークベンダー P1010 ダートフリーク

スポークにはフロントで2種類、リアで2種類の合計4種類あります。
この4種類が規則正しいパズルのように組み合わさってホイールとハブを連結しています。

スポークをばらす際にしっかりと写真を撮っておかないと、後で後悔します。
私は写真を撮ってなかったので、すごい苦労しました・・。

スポーク組付け

早速スポークの組付けをしていきましょう。

先ほども言いましたが私は 写真を撮っていなかったのでネットで GB 250クラブマンの ホイールの写真を探し出し、確認しながら組んでいきました。
そのためかなりの時間が掛かりました。

基本的にはばらす手順と逆に組んでいけば組付けることはできますが、なかなか頭で覚えておくのが難しいので、写真やメモを必ず取っておくことをお勧めします。

スポーク振れ取り

スポークが組みあがったらしなければいけないのは、振れ取りです。
これが最強に難しい!
やり方はシンプルなのですが、スポークの締め加減によって振れを調整しなければいけません。
慣れるまでは苦労すると思います。

スポークの振れを取る手順は以下になります。

1
横振れをとる。

まず最初は横の振れを取っていきます。締めた方向に寄って行くことを意識しながら振れが激しい箇所を締めこんでいきます。

2
縦振れをとる。

横振れが終わったら、縦振れを取っていきます。横振れ同様に、引っ張りたい箇所のスポークを締めこんでいきます。

3
均等に締め上げていく。

縦振れ、横振れが無くなったら、後は均等にスポークを締め上げて、張らせます。あまり強く張り上げてしまうと応力がかかりスポークが折れる可能性が有るので注意しましょう。

振れを取る際は、バイク本体にホイールを取り付けた状態で回して調整していきます。
振れ取り台などが必要と言う人もいますが、特になくても問題無いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
スポーク組みは結構難易度が高いですが、錆錆びのスポークがピカピカになるのはかなり気持ちが良いです。
ステンレス製ということもあり、錆びる心配も減るのでメンテナンスも楽です。

皆さんも是非試してみてはいかがでしょうか。 

それでは!!