私のバイクはDIYカスタムが盛り沢山なため、ツーリング先で走行不能に陥る事が懸念されます。

今回はそう言った、ツーリング先でも安心して整備が出来るようになる工具セットを購入したので、実際に使用してレビューしてみたいと思います。

目次

今回購入した工具メーカー

今回購入したのは「TONE」と言う国産の工具メーカーになります。

TONEはかなり有名な工具メーカーですが、皆さんご存じでしょうか?
ホームセンターに行くと必ずTONEの工具が置いてあります。

会社名のTONEの由来はホームページに記載してありました。

弊社は1938年(昭和13年)にプロ向け高級作業工具メーカーとして創立し、創業者の前田軍治は「利根川」の「TONE」を自社製品の商標としました。
「利根川」は関東地方の中央を貫流し、灌漑・水運等さまざまな役割を果たす日本を代表する悠久の大河です。「TONE」こそは、日本、いや世界に誇れる立派な製品に最適な商標であると考え、制定いたしました。「TONE」は弊社製品のブランドとして、1941年(昭和16年)より親しまれています。

https://www.tonetool.co.jp/company/profile.html

利根さんと言う人が創業者なのかと思っていましたが、どうも違うようですね。
TONEは関東に流れる利根川が由来のようです。

購入した工具セット

TONEと言う工具メーカーが分かったところで、早速今回購入した工具の紹介に入ります。
今回購入した工具は以下になります。

画像を見て分かると思いますが、かなりコンパクトにまとめられているのが分かります。
主なスペックは以下になります。

ソケットレンチビットセットって何?

私は最初、この名前を見たときに何これ?安直なネーミングだなぁと思いましたね。
名前の通り、ソケットとレンチ、ドライバーのビットのセットですね。
以下の種類のボルトや小ねじを締めたりできます。

ソケット ⇒ 六角ボルト

ヘキサゴンビット ⇒ 六角穴付きボルト

ドライバービット ⇒ 小ねじ(プラスねじとマイナスねじ)

ソケットレンチビットセットの外観

今回購入したソケットレンチビットセットには2種類の外観が選択できます。
※中身は全く同じもので外側のケースだけ違うものです。

1つ目は、スタンダードなプラスチックケースの物。

2つ目はのこちらは限定色の私が購入した金属ケースの物。
オリーブトラブと言う限定色です。

2つとも実物を見た上で購入したのですが、個人的には下の金属ケースの方が高級感があります。
金属ケースのため、プラスチックケースよりも重いですが、強度もあり、しっかりした物になります。
使い込んだら、傷や汚れでいい感じにヤレてきそうで、楽しみです。

ソケットレンチビットセットの中身

ソケットレンチビットセットには以下のビット類とラチェットが含まれています。

ヘキサゴンビット

3mm(M4)、4mm(M5)、5mm(M6)、6mm(M8)、8mm(M10)の5セットが入っています。
このヘキサゴンレンチは六角穴付きボルトを締める際に使用できます。
良く使用するボルトサイズが一通り揃っているためバイクの整備で使用するには問題ないでしょう。

六角ソケット

付属のソケットは、8mm(M5)、10mm(M6)、12mm(M8)、13mm(M8)、14mm(M10)の5種類のソケットがあります。

六角ソケットは六角ボルトを締める際に使用できます。
こちらも良く使用するサイズは揃っているため、バイク整備には問題ないでしょう。
ただ、欲を言うなら17mmのサイズも欲しかったところです。

プラスビット

ドライバーでお馴染みの、一般的に最もよく使われるビットはプラス形状のビットです。

電化製品や組み立て家具などにはほとんどプラスネジが使われています。
木ネジなどはプラスネジがもっとも多用されており、金属のねじ止めにもプラスネジはよく使われます。

付属されているサイズは、+1、+2、+3の3種類のビットがあります。
この3種類のビットがあればすべてのプラスねじに対応出来ると言ってもよいでしょう。

マイナスビット

マイナスビットを使用する事は滅多に無いかもしれませんが、2種類のマイナスビットが付属されています。

付属されているサイズは、-5.5、-6の2種類が付属されています。
バイクの整備においてもマイナスビットの出番はあまり無いかもしれませんが、必要な場面が出てきた際に有ると便利です。

ラチェットハンドル

差込角:ビット6.35mm
ラチェットハンドル,エクステンションバー
ビットアダプター: 1/4″(6.35)

ラチェットハンドルと延長するためのエクステンションバーがあります。
このエクステンションバーで延長することで奥まったボルトを外すことができます。
バイクでは良く奥まった所にボルトが入っているため、こういった延長ができるラチェットはとても便利です。

実際にバイクのボルトを締めてみた

中身を紹介したところで、実際にバイクのボルトを締めてみました。
まずは以前カスタムしたベベルギアカバーの箇所のボルトを緩めてみます。

ここのボルトは六角穴付きボルトが使用されており、ヘキサゴンレンチで緩めることが出来ます。

続いて、入り組んだ箇所のボルトにアクセスしてみましょう。
次に緩めるボルトはシート固定用のボルトです。
私のW650はシートレールを変更し、シートも新作しています。
そんなオリジナルのカスタムをしているので純正ほど整備性が良くありません。

ですが、そんな整備性の悪い箇所のボルトでもアタッチメントのエクステンションバーを付けることで簡単にボルトにアクセスできます。
こういう使い方ができるのは、本当にありがたく便利です。

良くあるのが、こういった箇所のために専用工具を購入する事です。
1セットの工具で色々な箇所に応用できるので工具の種類が減るため助かります。
車載工具として使用するので持運ぶ工具は少なくて済むのも良いです。

リアフェンダーの狭い箇所もエクステンションバーを外せば丁度よい収まりでボルトにアクセスできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は車載工具としてコンパクトながら種類豊富な工具が搭載されている、TONEのソケットレンチビットセットを紹介しました。

見た目も良し!信頼性も良し!種類も豊富!の3拍子揃って、バイクの車載工具としてばっちりです。
久々に心がわき踊る工具に出会いました!
しかも見た目がカッコいいので、見ても楽しめます!

後はバイクの何処に搭載させるかが問題です・・。
それも後ほどのDIYでご紹介できればと思います。

まずは皆さんもぜひ購入して、使用してみると納得すると思います。

それでは!