今回は、W650に標準装備されている「フォークブーツ」がヘタってきたので、蘇らせることに挑戦してみたいと思います。

「フォークブーツ」を綺麗にする為には、まずは「フォークブーツ」をフロントフォークから取り外す必要があります。

フロントーフォークから「フォークブーツ」を取り外すには、面倒ですが、フロントフォークを車体から取り外す必要があります。
フロントフォークの取り外し方は以前に紹介した記事のとおりです。

目次

フォークブーツの取り外し方

フロントフォークを車体から取り外したらフォークブーツを取り外していきます。
フォークブーツはバンドを締め付けているネジを緩めるだけで簡単に取り外す事が可能です。
使用する工具はドライバー1本だけです。

上側のネジを緩めたら、後は下側のフォークブーツを外し、上に引き抜いてフォークブーツを取り外します。

ポイント

フォークブーツは溝にフロントフォークの溝にはまっているだけなので、溝から外す感じで取り外すと簡単に取れます。

フォークブーツの洗浄方法

フォークブーツが取り外せたら、次は洗浄をしていきます。
長年取り付けたままで、ツーリングの汚れがこびりついているのでしっかりと洗浄していきます。

洗浄にはパーツクリーナーを使用します。
洗浄時に100円ショップなどでステンレス製の受け皿などがあると後片付けが簡単です。

パーツクリーナーは数本をセット買いすると送料も掛からないのでお得です。
バイクの整備には欠かせない物なので、ストックしておくと便利です。

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パーツクリーナーで汚れを落としていきますが、パーツクリーナーを吹きかけるだけではなく、ウェスでフォークブーツを擦りながら汚れを拭き取っていきます。

先日の千里浜ツーリングの時に砂浜を走行したので、砂がタップリと付いています。

だいぶ綺麗になりましたが、全体的に艶が無くて見た目が古ぼけていますね。
そこで登場するのが、シリコンスプレーです。
シリコンスプレーはシリコーン被膜を形成し、滑りをよくします。金属はもちろんのこと、ゴム、プラスチック、木、紙などにも使用できる優れものです。
潤滑だけでなく、離型、ツヤ出し、防水効果もあります。

シリコンスプレーは全体的に吹き付けてからウェスで拭き取ります。
くすんだ状態のフォークブーツが新品同様に蘇ります。

左がシリコンスプレー後、右がシリコンスプレー前です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
フォークブーツの汚れを洗浄して、シリコンスプレーで綺麗にするだけで新品同様になります。

フォークブーツを取り外す機会があれば、ぜひ挑戦してみることをお勧めします。

それでは!