今回は、W650にツールバックを搭載すべく、ツールバックホルダーを製作してみました。
私のW650は過去の記事を見ていただくと分かるように、原形をとどめない程にカスタムをしています。
なのでツーリング先で何が起こっても不思議ではない状態です。
幸いにもまだツーリングの最中にカスタム箇所が壊れたりした事はありませんが、何か有った時のために、ツールバックはいつも携帯しています。
そのツールバックですが、今まではバイクの車体に無理やり括り付けていたのですが、落下した際に後続車の方に迷惑が掛かると思い、今回しっかりした物を製作しようと思いました。
目次
ツールバッグ
私が愛用しているツールバックはトラスコ中山製のロール式の物を使用しています。
こちらの商品は、しっかりした作りで、とても使いやすく、シンプルでお気に入りです。
色合いも渋くて汚れても味が出て良く似合います。
私のツールバッグはとても汚れて男らしいです(笑)
ツールバッグの中身はこんな感じです。
基本的には、改造箇所が分解、組付け出来るような工具や、インシュロックタイなど応急処置ができる工具類も入れています。
軍手の下に隠していますが、もちろん車検証と自賠責保険証もしっかりと入れています。
こういう時に感じるのが、カスタムする際にねじ類などの種類を限定しておけば、車載する工具も少量で済むと言う事です。
細かい話かもしれませんが、そこは常に頭においてカスタムしています。
ツールバッグホルダーの製作
前置きが長くなりましたが、早速ツールバッグホルダーの製作に入っていきます。
構想としては、今までの車体に取付けている見た目は変えずに、ツールバッグを支えるホルダーを車体に取り付けて、そこにツールバッグを固定する方法で行きます。
使用材料
製作で使用する材料はホームセンターでも購入できる物を使用します。
シンプルに安くを目標に材料を決定します。
- フラットバー 19×910mm 厚さ3mm 1本
- フラットバー 25×910mm 厚さ3mm 1本
- 六角穴付きボルト M8×15 2本
製作工程
材料を用意したところで、カットする場所にケガキを入れていきます。
ケガキを簡単に入れる方法は以下の記事をご覧ください。
【工具】「スケールストッパー」を使うと「けがき」のスピードが2倍になる
ケガキを入れた後は、チップソーカッターで材料をカットしていきます。
グラインダーでカットするより作業効率が良いです。
【工具】初心者が気になるチップソー切断機の購入レビュー記!【MTC-190】
材料カットをしたら、穴とタップ加工をします。
このパーツは車体の本体へ固定するパーツとなります。
こんな感じで溶接しました。
ベースのパーツが完成したところで、ベースに取り付けるホルダーを製作します。
こちらも同様に、フラットバーを使用します。
フラットバーはホームセンターでも取り扱っており、安いのでDIYには持って来いの材料のひとつです。
今度は材料を曲げて使用します。コの字に曲げた2種類のパーツを組み合わせます。
万力に挟んで曲げる事で簡単に曲げが可能です。
【工具】ガレージの安くて品質の良い、超絶おすすめ万力(ベンチバイス)使用レビュー有り
この2つのパーツを組み合わせて溶接します。
こういった形状に組み合わせておおよその形状は完成です!
後は本溶接と塗装をして完成となります。
本体側もちゃんと溶接しておきましょう。
最後に「六角穴付きボルト」でパーツを固定して全行程の完成です。
ツールバッグのをホルダーに持たれ掛けさせるようにして、バンドで締めこみます。
いかがでしたでしょうか?
簡単にコストをなるべく安く済ませるためにフラットバーを使用して製作をおこないました。
下と背面に受けとしてフラットバーがあるので、ツールバッグの固定が安定して出来るようになりました。
これで安心して走行する事ができます!
それでは!