前回、キッチン横に折りたたみ式のテーブルを追加しましたが、そこでは作業机として、パソコン作業などを使用する事が多々ありました。
【補修DIY】キッチン横に折りたたみテーブルを追加してデッドスペースを有効活用する方法
パソコンを使用することに関して、かなり使い勝手が良いのですが、一つだけ不満点がありました。
それは電源(コンセント)が欲しいという事です。
長時間ブログを書いたり、パソコンを触っていると、必ずノートパソコンの充電が切れてきます。
そのため、折りたたみテーブルの近くにコンセントがあれば、かなり最強な作業机に返信するのでは無いかとずっと考えていました。
コンセント追加は電気配線さえ攻略できれば、意外に簡単です。
まぁその電気配線が面倒で難しいんですが・・・
目次
追加するコンセント
今回追加するコンセントはこちらです。
スガツネ製のコンセントプレートのセットを使用しますが、国産ブランドなので、 品質は折り紙付きです。
普通のコンセントカバーと比較すると、少しだけ価格が高いですが、 見た目がカッコ良く、しっかりしている物なので、費用対効果は抜群です。
色も3種類あるので、部屋のインテリアに合った色が選択可能です。
私はこういった細かい部品は、安いものよりもちゃんとしたメーカーの物を使用するようにしています。
またはこういったパナソニックのものでもよいですね。
作業手順
勇気が要りますが、思い切って穴をあけちゃいます!
一番やりたくない作業です。キッチン下は暗くて狭い・・・
ねじで取り付けるだけ。
電源さえ取れれば、完成したも同じ!
キッチン横に穴あけをする
最初から強靭なハートが必要な作業ですが、キッチンの横に穴をあけていきましょう!
ちゃんとした製品に自分で穴をあけると言う事は、とても勇気のいる事ですが、やってみれば案外うまく行くものです。
ただし、DIYは1回目よりも2回目の方が必ずうまく行きます!
心配な人は練習をしましょう!
穴をあける位置に鉛筆で目印を付けておき、マルチツールでカットします。
こちらのマルチツールですが、名前の通り、かなりマルチに活躍してくれます。
材料をカットすることも出来るのですが、グラインダーのような丸い刃ではないので、入隅のコーナー部を直角にカットすることができます。
少し斜めになってしまいましたが、四角形状に穴あけをすることができました。
サイドパネルの中に更にもう一枚あるのでそちらも同様にカットしていきます。
無事にトンネル開通です!
コンセントプレートの取付け
穴をあける事が出来たら、購入しておいたコンセントプレートを取り付けます。
取付け方は至って簡単で、カバーとベースに分け、ベース部分だけ固定します。
固定には、皿タッピンねじを使用します。
後はカバープレートを取り付けて見た目は完成です。
もちろん配線していないので、電源はまだ来ていません。
床下に潜って電源を取り出す
さぁここからが大変な作業です。
コンセントプレートの裏側(キッチン内)に電線を取り付ける必要があります。
我が家は、分電盤からの配線は、すべて床下に配線がされているため、床下に潜り込んでコンセント用の電源を引っ張る必要があります。
ケーブルやコンセントを触る作業は、電気工事士法で「第2種電気工事士」の国家資格が必要と定められています。
ちゃんとした電気の知識が無いまま作業を行うと 、火災や漏電の危険性が有ります。
使用する電線は「VVF1.6」と言うケーブルになります。
こちらは一般的な家庭で使用されるケーブルでホームセンターに売っているため簡単に入手可能です。
床下は暗くて狭いので、正直言うとあまり入りたくは無いところです・・・。
床下に潜る前に、キッチン下からキッチン内に電線を持ってくるための穴をあけておきます。
今更ですが、家の躯体である床に穴をあけるのは少し躊躇します。
穴をあける場所は排水穴と水栓穴があるところの隣にあけます。
カバーを取り外すことで、床がようやく見えてきました。
床が見えたところで一気に穴あけをしていきます。
綺麗に穴があきました。
床の木の下に断熱材が敷いてあり、厚みが思ったよりもありました。
少し長めのドリルビットじゃないと床下まで貫通が出来ませんでした。
これで床下から電線を持ってくることができます。
床下に潜り込んでいる写真は撮れませんでしたが、暑くて狭くてとても大変でした・・・。
無事、電源線を持ってくることが出来ました。
コンセントプレートに電源を取付け
既に取り付けているコンセントプレートに対して、先ほど床下から取り出した電線を取り付けていきます。
取付け方は、専用の工具を使用して電線の皮むきを行い、差し込む形になります。
完成
以上の作業でコンセントの追加作業は無事完成です。
パソコンを充電しながら作業ができるので、バッテリー残量を気にせずにパソコンを使用する事が出来ます。
作業効率がかなり上がる事が予想されます!
使用しない時は折り畳んで仕舞えるので、広いスペースを確保したい際は折り畳むことが出来ます。
狭い家にはぴったりの仕様です。
【補修DIY】キッチン横に折りたたみテーブルを追加してデッドスペースを有効活用する方法
それでは!