今回は「けがき」作業効率をアップさせるための工具について紹介したいと思います。
その名も「スケールストッパー」と呼ばれる物です。この「スケールストッパー」を使用する事で、「けがき」の作業スピードが2倍近く早くなります。
[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=”100″]※けがきとは? ⇒ 製作図面に従って,工作物の表面に加工基準となる線や穴位置などを描く作業[/st-cmemo]
目次
ケーブルストッパーとは?
「けがき」の作業が早くなる「スケールストッパー」とはどういったものでしょう。
「ケーブルストッパー」は直尺と呼ばれるスケールに取り付けてけがくためのものになります。
具体的にはこういったものです。
上の部品をスケール(直尺)に差し込んで取り付けます。
スケールストッパーの使い方
スケールストッパーがどういったものか分かったところで、使い方の説明です。
使い方はシンプルで、上のねじの部分を締める事でスケールストッパーが動かなくなります。
自分がけがきたい寸法にスケールストッパーの左端を合わせます。
ケガキたい材料の端にスケールストッパー付きのスケールを当てます。
スケールストッパーを当てて必要な寸法に合わせれるといった具合です。
正確に毎回同じ寸法でけがく事が可能です。
購入するうえでの注意点
私が購入した際に失敗したことを注意点として挙げておきたいと思います。
注意点
・厚みがスケールごとに違う。
具体的には、スケール(直尺)の厚みと幅が重要です。
私は昔購入した安いスケールにスケールストッパーを取り付けようとしたのですが、スケール側の厚みが厚すぎてスケールストッパーに入りませんでした。
・幅がスケールのサイズによって決まっている。
スケールのサイズは長さによって幅の規格があります。DIYで使用するのは以下の寸法あたりでしょうか。
・15cm
・30cm
・60cm
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]購入時は上記のサイズ用のスケールストッパーを購入する事を注意してください。[/st-cmemo]
おすすめなスケールストッパー
シンワ製 スケールストッパー付きスケール
直尺を持っていないのであればこちらの商品をお勧めします。
スケールストッパーと直尺のセット商品です。
安心のメーカー製のシンワ製品のため、目盛りも見やすく汚れも付きにくいためお勧めします。
15cm用では足りないと言う方はこちらの30cm用をお勧めします。
これ1本あればDIYであれば十分にまかなえます。
コンマ台まで測定できるノギス風に目盛りがついたスケールストッパーもあります。
お値段は3倍ほどするので、プロ用と言ったところでしょうか。
正直、この値段を出すならノギスを購入したほうが良いでしょう。
まとめ
シンプルな道具ですが、けがきにとても便利なスケールストッパー!一家に1台スケールストッパー!
私は15cmと30cm両方とも購入しましたが、さすがシンワ製、がたつきも少なく使いやすいです。
特にスケールとスケールストッパーがシンワ製同士のため、勘合が抜群に良いです。
こういう道具は安いものを買うと後悔する事になるので、多少奮発してもメーカー製を購入しましょう。
それでは!