前回、空いたスペースに追加した引き出しはとても使いやすく、溶接用の電極など小物を入れているのですが、今回は更に引き出しとしての機能をアップさせてみます。
具体的に何をするのかと言うと、引き出しには無くてはならないハンドルを取付け、操作性の向上と意匠性の向上を目指します。
前回までの続きはこちらから!
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目次
材料の物を準備
材料
・鉄筋(D10)
・M5ねじ
今回取付けるハンドルは鉄筋を使用します。鉄筋はホームセンターにも売られている一般的なものです。
太さはD10と言う規格のΦ10mmのものを使用します。
ねじもホームセンターで売っている一般的なものを使用します。
ねじの長さは引き出し箱の裏側から前板までの長さ+10mm程度になる長さのねじをチョイスします。
鉄筋を曲げ加工
材料を準備することが出来たら、鉄筋をハンドルへ加工します。
加工と言っても曲げて取り付け部分にタップ加工するだけです。
[st-step step_no=”1″]鉄筋曲げ加工[/st-step]
まずは鉄筋を曲げていきます。曲げるのはガスバーナーで炙って曲げます。
このガスバーナーがお勧めです。DIYで使用するには十分なほど火力が有ります。
セットになっているガスもプロパンが入っており、高火力が出力できます。
このバーナーが有ればDIYで用途の大抵の物は曲げることが出来るでしょう。
[st-step step_no=”2″]鉄筋へタップ加工[/st-step]
鉄筋の曲げ加工が終わったら、取り付け部分にタップ加工を行います。
タップ加工とはねじ穴を加工するという事です。
タップのサイズはM5サイズを加工します。あまり小さいタップだと折れたりしっかりと固定できないのでなるべく大きいタップを加工します。
今回の鉄筋は10mmサイズなのでM5サイズが妥当です。M5タップの下穴はΦ4.2mmをあけます。
[st-step step_no=”3″]ハンドルの固定[/st-step]
タップ加工が終わったらハンドルを引き出し箱に固定します。今回は塗装をしないので塗装工程は省きます。
ハンドルの固定は先ほど加工したM5のタップに引き出しの前板の裏側からねじで前板を挟み込むようにして固定します。
前板にはΦ6mm程度の穴をあけます。
[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=”100″]ここの穴位置は重要なので、ハンドルを取り付けたい位置にハンドルをあてがってしっかりとマーキングしておきます。[/st-cmemo]
Φ6mmの穴をあけた状態です。
穴があけ終わったら後はねじで締めあげて完成です。
今回のねじはバインド小ねじと言うねじを使用しましたが、本当はここは皿小ねじを使いたかったんですが、ホームセンターにちょうど良い長さのねじがバインド小ねじしか無かったため、しょうがなくこのねじにしました。
皿小ねじにすることで、出っ張りが無くなるので見た目がすっきりする事と、収納物に引っかかる事が無くなるのです。
ねじはいつでも変えられるので今回はしょうがないのでこれで我慢しておきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、引き出しにハンドルを追加したことで、見た目がかなりかっこよく仕上がりました。
見た目だけじゃなく、ハンドルを持って引き出しの出し入れができるようになったので、操作性も抜群に良くなりました。
唯一のデメリットを挙げるとすれば、ハンドルの分だけカウンターから出っ張ってしまう事でしょうか。
まぁここはハンドルが出っ張っても体の正面では無いため、そこまで邪魔にはなりませんが。
トータル的に見てもかなり満足度が高いDIYとなりました!こういう細かい改造をすることで自分色に染めていくと愛着も沸き大切に使っていこうという気にさせてくれます。
DIYは財布だけではなく、環境にも優しいと言うことですね!
それでは!