前回は棚まで製作しましたが、今回はその棚の空いたスペースに引き出しを自作して取り付けていきます。

前回の記事にもあるように、作業台下に製作した棚の上部には中途半端な空間があります。
ここに引き出しを追加します。
引き出しはスムーズに引き出すために、スライドレールを使用します。

このスライドレールは廉価版となっていますが、ちゃんとした日本のメーカー(スガツネ)品で作りもしっかりしているのでお勧めです。
何といっても値段が安い!DIYにはぴったりな価格となっています。

 

目次

引き出し箱の製作

まずは引き出し箱を製作します。引き出し箱は作業台を作った際に余っている端材を利用します。
端材は厚みが20mmの集成材となります。

購入は以下のショップで購入をおこないました。
こちらのショップは集成材や無垢材を自在にカットしてもらうことができ、個人でも配送してもらえるので私は毎回お世話になっています。お値段もリーズナブルでお勧めです。私はゴム集成材がコストと見た目でお気に入りです。

材料カット

防塵丸ノコを使って材料を切り出していきます。

created by Rinker
Makita(マキタ)
¥34,800 (2024/10/9 21:20:15時点 Amazon調べ-詳細)

材料カットしたら寸法が合っているか確認をしておきます。寸法関係は以下のようになります。

今回使用するスライドレールの幅が12.5mmが2本あるので、引き出し箱を取り付ける幅から引いて箱を作ります。幅方向に調整する機構は一切無いようなので、製作精度はシビアに作る必要がありそうです。

材料の塗装作業

材料のカットが完成したら、次は塗装作業です。
今回も周りの色と合わせるためにオスモカラーのウォルナットを使用します。

created by Rinker
オスモカラー
¥5,500 (2024/10/08 23:29:48時点 Amazon調べ-詳細)

引き出し箱の組み立て作業

ここまで完成したら後は材料を組み合わせていきます。

固定は木ビス(コースレッド)と木工用ボンドを併用して固定していきます。

 

スライドレールの取り付け作業

箱が完成したら、スライドレールを取り付けていきましょう。

スライドレールは引き出し箱に取り付ける部分は取り外しができるようになっています。

取り外したレールの一部を引き出しの側面に取り付けます。

 

引き出し前板の取り付け作業

引き出し箱が出来たら、前板を取り付けます。前板と引き出し箱を分けたのは、下の写真のように内側からねじで固定するためです。
ねじを表に出すと見た目が悪くなってしまうので、前板と引き出し箱を分ける事にしました。

これで引き出し箱は完成です。

固定レールの取り付け

前板を固定したら、次は固定側のレールを取り付けます。取付ける両側のレールの高さを一緒にしないと、レールのうごきが悪くなってしまうので慎重に寸法を測定して取り付けていきます。

両サイドの壁にケガキ線を入れたので、それに合わせて固定レールを取り付けます。

引き出し箱の取り付け

固定レールが取りついたら、いよいよ引き出し箱をはめてみます!

どうでしょうか!?かなり収まり良く完成したと思います。

 

まとめ

今回は不要なスペースに引き出しを取り付けたのですが、思っていたより簡単に取り付けることが出来ました。

今回は引き出しも小さいので、材料費はレール含めても全部で1500円程度でしょうか。
やはりDIYは自分の好きなように、安くものを作る事が出来ます。

必要な工具も丸ノコとインパクトがあれば事足ります。製作上で注意したいところは、引き出しの取り付け位置でしょうか。ここを間違えると、引き出しとして機能しない引き出しになってしまうので要注意です。

次は軽作業エリアの下に大きい引き出しを作る予定です。
レールも今回使用したスライドレールではなく、本格的なキッチンや洗面台で使われているレールを使って更にレベルアップしたものを作る予定なので、お楽しみに!