今回は、前回製作した軽作業エリアの作業台の横に設置する、重作業エリア(溶接やグラインダー作業)の作業台をDIYで製作していきます。
まずは前回のおさらいから。
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前回はここまで製作しました。
こちらの右側のエリアにもう一つ作業台を製作し、溶接やグラインダーなどの汚れる作業をするスペースを製作していきます。
目次
使用材料
・針葉樹合板 1820mm×910mm×12mm 1200円×4枚
・鉄板 厚み4.5mm 8000円
天板の製作
まずは天板を製作していきます。
天板は12mmの合板を2枚重ね合わせて24mmにし、上に鉄板を敷きます。
24mmにする理由としては、以下を考えました。
1、天板上に鉄板を敷くため、重量が結構重たくなる。
2、グラインダーなど力を掛けて押さえつけるので、重量以上に力が加わることが予想される。
以上の事から、天板は強度とたわみを考えて2枚重ねの24mmとしました。
上に鉄板を敷くのは溶接の際にアースが楽に取れるようにするためです。
鉄板であれば電気を通すので溶接物にアースを取らなくても良いので楽です。
天板接着
まずは天板の接着です。
先ほども言いましたが、12mmの合板を2枚に貼り合せ、24mmの合板にします。
接着剤は木工用ボンド、もしくは市販の木が付けれる接着剤で有れば良いです。
接着する際の注意点
十分な接着強度を出すために接着した後に重り均等に載せるなどをして、木と木を密着させて接着剤を乾燥させましょう。
この密着させることで接着強度にかなりの違いが出てきます。
天板カット
天板の接着が出来たら次はカットしていきます。
あらかじめある程度の大きさにはホームセンターでカットサービスを使ってカットしているので、あとは干渉物をかわすためにカットします。
まずはコーナーにある柱をかわすための逃がしを作ります。
少しカット寸法を間違えてしまいましたが、目立たないので良しとします。
サクッとのこぎりでカットです。
続いてエアコン用の電線管の逃がしを作ります。
こちらはトリマーを使って円状に逃がしていきます。
トリマーってなに?っていう方はこちらからどうぞ。
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トリマーは扱いが難しいですね。まだまだ練習あるのみです。
カットが出来ました。ガイドの様な物を作ればもっときれいにカットできそうですね。
サンダー掛け(やすり作業)
カットまで終了したので、次は表面をサンダー掛けします。
合板のサンダー掛けは初めてでしたが、端の部分がかなりささくれ状態になるので丁寧に作業します。
天板の塗装作業
天板の全ての加工が終了したので、ワトコオイルにて塗装をしていきます。
今回もワトコオイルはドリフトウッドです。
これくらいの面積を塗装するだけならこの量で全く問題無いですね。
私はこちらを購入したので余りまくってます・・・
天板の組み付け
天板の組み付けは軽作業エリアと同じく、両サイドをL型アングルで固定します。
L型アングルだけでは心もとないので、いずれ間に仕切板を入れていきたいと思います。
この天板の隣にある軽作業エリアとのつなぎ目は少し段差を付けて取り付けます。
理由としては、この上にまだ鉄板を敷くのでその鉄板を置いた状態で段差が無くなるように取り付けます。
鉄板を載せる
アングルを取り付け終わったら鉄板を加工して載せます。
今回使用する鉄板は4.5mmの厚みがあるので、結構な重量になります。
ホームセンターで購入しようと思ったのですが、サイズ的に車に載らなかったので、今回はネット購入しました。
価格的にはホームセンターより割高になりますが、加工と搬送の手間が省けたと思って我慢しましょう。
鉄板はこちらの「鉄板市場」さんで購入しました。ネットで色々比較した中では一番安かったです。
1100mm×560mm×4.5mmで約8000円でした。
送料も込みなのでこんなものでしょう。
ホームセンターだったら同じ価格で3尺×6尺サイズの板が購入できる価格ですね。
注文して1週間で届きました。
角にはちゃんと傷が付かないようにダンボールで保護されています。
こういう気づかいがまた注文しようと言う気にさせてくれますね。
表面はもっと汚いかと思っていましたが、かなり綺麗でした。
黒皮ってこんなきれいだっけ!?って思わせてくれます。
安く済ませるために今回は四角形の鉄板を注文しましたが、オーダーメイドでレーザーカットもしてくれるようです。
もちろん別途費用は発生しますが。
なので、下地の合板と同じように柱の逃げ部分と、エアコンの電線配管の逃がしを作る必要があります。
木と違って鉄の加工はかなり大変なので憂鬱です・・・。
まずは柱の逃がしを作ります。グラインダーの切断用砥石でカットします。
[st-cmemo fontawesome=”fa-lightbulb-o” iconcolor=”#FFA726″ bgcolor=”#FFF3E0″ color=”#000000″ iconsize=”100″]カットがなるべく楽になるように切断用砥石はなるべく細いものを使用します。1mmの物が良いです。[/st-cmemo]
今まで使った中で一番のおススメがこちらです。 同じ1mmの物でも違いがはっきりと分かるくらいサクサクと削れてくれます。
一度お試しあれ!ホームセンターでは取り扱いが珍しいので、ネット購入が良いでしょう。東海エリアならホームセンターにあるかもしれません。
[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ iconsize=”100″]カットする際は保護メガネをすることをお勧めします! 最悪グラインダーの刃が破裂すると失明の恐れがあります![/st-cmemo]
柱の逃がしは四角にカットするだけなので簡単です。
エアコンの配管の逃がしもカットしておきます。マジックであらかじめカットする場所を印付けておきます。
ここは曲線にカットするのでまずは直線部分をカットして、線を刻んでカットする方法を取ります。
グラインダーは曲線のカットは苦手なので慎重にカットしていきます。
曲線の部分は、ある程度グラインダーで削った後はやすりで削ります。
綺麗に曲線をカットすることが出来ました。
が、しかし・・・。切り欠きの場所が10mm読み違えてました(泣)
しょうがないので、切り欠きをよこに広げて削り直しました。見た目が残念な事になってしまいました。
なにはともあれ天板をぴったりと乗せることができました!
ピッタリ収まるととても気持ちが良いです!!
今回はここからさらにひと味追加します。
使用するのは鉄のフラットバーです。幅は32mmで厚みが3mmの物を使用します。
それを手前の小口面に天板に溶接していきます。
100mmピッチ程度で仮付けをしておいてから全溶接をします。
一気に溶接してしまうと、必ず沿ってしまうので注意します。
どうでしょうか??かなり一体感が出たんではないでしょうか?鉄のぶ厚いテーブルが取りつけてあるように感じます!
まとめ
今回はここまでで一旦終了とします。
基本的にこのスペースは溶接やグラインダーを掛けたりするために汚れてしまいます。なので、木だとすぐにダメになってしまうので鉄にしました。
この重作業スペースのエリアを製作することで、もの作りがはかどる事間違いなし!です。
次は今回作った天板に仕切板と棚を作って溶接機や引き出しなどを追加していきます。
少しづつですが、形になってきているので、うれしいですね~
DIYの楽しいところは自分の好きなようにカスタマイズできるところですね。
ワクワクしてきます。
バイクのカスタムにすごい似てますね!自分のカッコいいと思える姿に変わっていくのはどちらも同じです。
それでは!