今回は、外の汚水用の配管(塩ビ管)を外壁に固定している立配管支持金具が錆びてボロボロになっており、見栄えがかなり悪いため、交換する作業をしました。
目次
立配管支持金具とは?
立配管支持金具とは配管を支えるための金具になります。
我が家も塩ビ配管が壁沿いに立っており、立配管支持金具で壁面から倒れないように固定されています。
写真を見て分かるように立配管支持金具の錆がすごい!
我が家は築6年位になるのですが、雨風にさらされるとこれくらい錆びてしまいます。
交換部品
立配管支持金具はそれ自体では自立できないので、T足と呼ばれる金具とセットで取付されます。
T足
立配管支持金具
取り付け方としては、T足を壁に固定し、そのT足にに立配管支持金具を取り付け、配管を固定します。
今回はこのT足と立配管支持金具の2つを交換していきたいと思います。
購入の際の注意点
どちらもホームセンターで売られているため、簡単に入手できます。
ただし、配管によって金具のサイズが各種有るのため、購入する際には注意が必要です。
購入する際には、以下の点を注意してください。
・配管サイズ
配管の径はJISによって定められています。取り付いている配管はどの規格の物を使用しているのかを確認しましょう。
ちなみに我が家の配管径は50Aでした。
・材質
ホームセンターに置いている金具の材質には2種類あります。
鉄にメッキがされている物、ステンレス製の2種類です。
今回は錆を無くすためなので、ステンレス製をチョイスしましょう。
価格はステンレス製の方が2倍ほどします。
・T足の長さ(H寸法)
壁から離れている距離が違うと納まらなかったり、届かなかったりします。
・T足の取付けピッチ(P寸法)
もともと取り付いているT足と交換するので、同じが良いです。
どうしても同じ物が無い場合は、再度開けなおすため、現状の穴からしっかりとずれた物にしましょう。
・立配管支持金具の外径
ここが違うと配管に取付が出来ません。
・立配管支持金具の取付けピッチ(P寸法)
まれにT足と違う取り付けピッチの物があります。購入するT足に取り付けできるかを確認しておきましょう。
以上を注意して購入すれば失敗する事はないでしょう!
今回私が購入した金具類はこちらになります。
ステンレス製の立配管支持金具とT足です。サイズは50Aとなります。
2つ合わせて600円くらいです。以外に安いです。
交換作業
交換部品も揃ったところで実際に交換していきましょう!
まずは錆びている金具類を外していきます。
立配管支持金具から外していきます。
立配管支持金具は六角ボルトで締め付けられているので、スパナなどで外します。
スパナでも取り外しは可能ですが、より作業性をよくする為にラチェット式のレンチで取り外します。
六角ボルトのサイズはM6です。スパナのサイズは10になります。
立配管支持金具の錆が配管までこびり付いていました・・・。
これは錆を落とすのに苦労しそうです。
錆びすぎていて、ボルトが固着していたので思いっきり回したらボルトがポキっと折れてしまいました。
錆びは怖いですね!
続いて、立配管支持金具の次はT足を外します。
T足は壁面のガルバリウム鋼板にタッピングビスで固定されているので、ドライバーで外していきます。
通常のドライバーだと配管が邪魔でドライバーが斜めにしか入らずに取り外しにくかったため、立配管支持金具同様にラチェット式のドライバーで取り外します。
T足はそれほど錆びてはいませんでした。
金具類を取り外したら、配管の錆を落とします。
ワイヤーブラシと#240番の耐水ペーパーで配管を削る勢いで擦っていきます。
耐水ペーパーを使用する際は水を掛けながら擦ると、削りカスが水で流されるのでペーパーが長持ちします。
何とかここまで削り落とせました。
跡が残ってしまってますね・・・。
今回はこれ以上汚れが落とすことができなかったので、上から塗装する事にします。
配管の色が外壁の茶色から浮いていたので良い機会です。
配管の素材は塩ビ管なので、塗装のノリがいまいちよくありません。
下地処理として足付け(ペーパーで荒らす)をしなければいけないのですが、面倒なので、今回はミッチャクロンマルチで下地処理をしたいと思います。
ミッチャクロンマルチを塗装した後は、下地のプラサフグレーを塗布します。
下地処理が終わったら上塗りをしていきます。上塗りは黒色にします。アイアンブラックです。
どうでしょうか?茶色のガルバリウム鋼板と合いますね!
塗装が終わったらステンレス製の立配管支持金具とT足を取り付けていきます。
まずはT足から。
穴ピッチが同じものが無かったので、少しずらして新しいT足を取り付けます。
取り付けにはインパクトドライバーなどを使用します。下穴をあけてやれば手動ドライバーでも取り付けは可能です。
続いて、立配管支持金具を取り付けます。取り付けは取り外しと逆の手順で六角ボルトで取り付けます。
通常は六角ボルトは立配管支持金具に付属されています。
これで取付作業は完了です!!
まとめ
今回は、家の捕集DIYとして配管の塗装と立配管支持金具をステンレス製に交換する作業をおこないました。
錆がひどかったのですが、ステンレス製に交換することで、今後錆びる可能性はかなり低くなったことでしょう!
錆が無くなる事で、美観も良くなり気分的にも良い気分で過ごせます( *´艸`)
また、黒に塗装したことによって壁との相性もばっちりです!
お値段も1000円以下ででき、お手軽な捕集DIYとなりました。こうやって家を大切に使っていきたいと思います。
それでは!