今回は、前回購入したマキタ製のハンドクリーナー(掃除機)用のスタンドをDIYにて製作していきます!
目次
材料
今回のテーマは男前、インダストリアルなイメージで作りたいので、材料は鉄筋で製作したいと思います。
鉄筋はホームセンターでも入手できる材料で安いので、鉄加工が出来れば、DIYにはもってこいの材料です。
まずは材料の入手です。
近所のホームセンターで直径Φ10mm×2mが約300円、直径Φ10mm×1mが200円で売られていました。
今回は2m、1mをそれぞれ1本づつ購入します。
合計で500円です。安いっ!
画像を見て分かるように、この凸凹した感じが男前を演出していますね( ´艸`)
鉄筋とは?
ホームセンターに売られている鉄筋の正式名称は『異形棒鋼(いけいぼうこう)』と呼ばれ、JISの記号はJIS G 3112で、SD***が正式名称となります。
***部分は強度区分に拠って数値が変わる。
通常の使用方法としては、コンクリートの中に埋め込んでコンクリートの強度をアップするものとして使用します。
身近なものでは家の基礎などにも使用されますね。
このゴツゴツした凹凸は、断面積を大きくして鉄筋自体の強度アップや、コンクリートに埋めた際に抜けにくくする役目も果たしています。
製作工程
材料を手に入れたら鉄筋を曲げていきます。
曲げはガスバーナーを使って曲げて行くのですが、ホームセンターで打ってるガスバーナーでは火力が弱いため鉄が曲がる温度になるまで時間がかかります・・。
プロパンガスとかあれば簡単に曲がるんでしょうが。
気を取り直して、まずは掃除機がもたれかかる部分パーツ①を作っていきます。
曲げた後の寸法だしが難しいですが、写真右側の長さが揃っていないと、土台と組み合わせた時に傾いてしまうので、カットして揃えます。
この凹んだところに掃除機をはめ込む感じですね。
カットはもちろん、以前購入した、チップソー切断機!
こいつのおかげで鉄をカットするのが苦にならなくなりました!ほんと重宝しています!!値段の割に使えるので本当におすすめです。
次は土台部分パーツ②を作っていきます。
土台部分は四角に曲げるだけなので簡単ですが、気を付けないといけないのは、どこを曲げると最終的に仕上り寸法はいくつになるか?を意識して曲げる寸法を探していきます。
本当はもう一か所立ち上がりの曲げを付けるのを忘れていました・・・。
四角に曲げ終わってから気づきました・・・
仕方が無いので、四角の状態から曲げていきます。
かなり曲げにくいです・・・が、何とか曲げが完成です。
ここまでくれば、後はTIG溶接で溶接していくだけです。
まずは四角部分の繋ぎを固定します。
その後、パーツ①とパーツ②を繋げて溶接していきます。
ここまでくると何となく形になってきましたね!!
マキタの掃除機はバッテリーが重く、後ろに重心がかかりやすいので、スタンドにも倒れ防止として、鉄筋を溶接しました。
ここまでの溶接は全て仮付け溶接といい、溶接は少しか付けていないので、本溶接をして完成です。
なぜ仮付け溶接だけなのかと言うと、組んでいく最中は失敗した時のリカバリーがしやすいように仮付だけで進めていきます。
完成した写真はこちら!
今回は、塗装すると掃除機を入れたりしたときに剥がれる恐れが有ったので、黒皮仕上げとしました。
黒皮仕上げも塗装とは違った感じでかっこいいです!!
掃除機装着!
掃除機を立てかけてみました。
専用で作っただけあって、寸法はジャストフィットです!
立てかけ式の掃除機なら他メーカーの物でも収まりそうですね!
後はこれをどこにしまっておくかですねぇ。
しまう場所はもう決めているのですが、バッテリーや充電器も一緒にしまいたいので、納まり良く使いやすいように考え中です!
それでは!!